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2022.09.11

ライブ配信

ライブコマースとは?注目される理由やアプリを詳しく解説!

昨今オンラインで購入する機会が増えてきました。

我々はECサイトやECモールなどを家にいながら携帯やパソコンから商品を選択して購入しています。

今回は、オンラインでの販売方法として新しい手法のライブコマースについて解説していきます。

ライブコマースとは?

ライブコマースとは、みなさんが知っているネットショッピング【eコマース】と【ライブ配信】を掛け合わせて販売方法でこれをライブコマースと呼びます。

ネットショッピングで購入するにあたって参考にするには購入者のレビューや商品情報です。

これらの情報をライブ配信者がデジタルライブ配信プラットフォームを使ってライブ配信中にサイズ感や使い方を紹介して、視聴者にわかりやすく伝えることが最大の特徴とも言えます。

ライブコマースの歴史について

ライブコマースは2016年ぐらいにAmazonとウォルマートがライブコマースを始めた歴史があります。

その後AmazonがAmazonLiveを提供し、中国のSNS アプリTikTokなどの爆発的にんきにより、ライブコマースが普及したとされています。

この爆発的な背景には2019年冬に世界的大流行したコロナウィルスが影響していると言われています。

コロナウィルスにより在宅勤務や自宅隔離が多くなり外に出ることが減った人々は、インターネットで商品を購入する頻度が上がり世界的にも購買率が上がりました。

その影響によりライブコマースも普及したと考えられています。

ライブコマースの仕組みとは?

ライブコマースの仕組みは大きく分けて2種類あります。

ECサイト特化型

ライブ配信中に商品を紹介するライブコマースですが、購入する場所は個人、企業のECサイトやECモールが主流です。

企業が推している商品や、広告を出している商品をライブ配信者が実際に商品を紹介してECサイトへ流入を促すパターンです。

この仕組みは、

  1. ライブ配信者が配信プラットフォームで、商品を紹介
  2. 視聴者が配信を見てECサイトに流れる
  3. 視聴者がデジタル決済がついているECサイトで商品を購入する

ECサイト特化型の特徴としては、ECサイトの流入を増やすこと、購買率を上げることが目的ですので配信内容も商品特化型の内容になります。

ライブ配信特化型

2つ目はライブ配信特化型です。

ライブ配信プラットフォームで商品を紹介するライブ配信者は、自分のライブ配信内容に加えて商品を紹介します。

つまり、仕組み流れは、ECサイト特化型と変わりませんが、商品の説明の仕方が違います。

ライブ配信特化型では、商品のメリットデメリットはもちろん説明しますが、自分の配信の中でまずは視聴者に楽しんでもらい、ついでに商品をしってもらいあわよくば購入に至ったらうれしい。という配信内容になります。

ですので、広く認知度を上げるにはライブ配信特化型の方が向いています。

ライブコマースの市場

ここ数年のデータですが、ライブコマースの世界的市場はどのようになっているのでしょうか。

現在、世界で一番ライブコマースが普及している中国の市場と、日本の市場をそれぞれ解説していきます。

中国のライブコマース市場

世界で一番ライブコマースが普及している中国の市場を説明してきます。

中国のライブコマース市場は2017年に始まりました。その当社は数億円規模でした。

しかし、昨年2021年の市場規模は、約2兆円になりました。

中国で最大のECモールと言われている、アリババの傘下であるタオバオがライブコマースの中心として市場を広げています。

1日の売り上げは3000億円以上も記録しており、今後の市場も拡大していくことが予想されます。

日本のライブコマース市場

日本のライブコマース市場はどうなんでしょうか。

日本では、コロナウィルスの影響でライブ配信市場がかなり拡大しました。

さまざまなライブ配信アプリがローンチされ、大手SNSプラットフォームではライブ配信が可能となり一般的にも普及しました。

しかし、日本では数々の大手会社がライブコマースに挑戦して失敗してきた歴史があります。

この背景には、コロナウィルスでライブ配信市場は普及したがライブコマースまではまだ認知度が上がってきてなく、日本は世界と比べてとても狭い国土です。その為、少し車に乗ればどこにでも行ける土地感の問題もあり、まだ世論的には理解されていないことが言えます。

ただ、今後はライブ配信の市場の拡大、EC市場の拡大がさらに期待できる為、ライブコマースの市場拡大にも期待が持てると言えるでしょう。

ライブコマースが注目される理由

ライブコマースが注目される理由は大きく分けて2つあります。

  • リモートが普及したことによりEC関連の需要が高まった
  • ライブ配信市場が伸びている

では一つずつ詳しく説明していきます。

リモートが普及したことによりEC関連の需要が拡大した

一つ目はリモートワークが普及したことによりEC関連の需要が拡大したことが言えます。

リモートが普及したことで食生活やファッション、生活必需品などをネットで注文することが増えました。ネットで商品を買う時にクーポンや別のサイトと比較した安い商品を買うことが多いことから、ライブコマース中に割引になった商品を変えるなど需要は高くなることが予想されます。

ライブ配信市場が伸びている

2つ目はライブ配信市場が伸びていることがあげられます。

ひと昔前までは、ライブ配信はテレビで扱われることが多くまた非常に珍しいとされていました。

しかし、昨今ではこの市場が拡大し、インフルエンサーや一般ユーザーまでもが、ライブ配信ができる時代になりました。

市場が成長していることから、ライブコマースも普及されることが予想されます。

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ライブコマースのメリットデメリット

ここまで、ライブコマースについてお伝えしてきました。

そんなライブコマースのメリットとデメリットをお伝えいいたします。

ライブコマースのメリット

ライブコマースのメリットは3つあります。

■コミュニケーションで商品に対しての不安を解消する

ライブコマースの醍醐味と言えば、ライブ配信者とコミュニケーションをリアルにとれることです。

ライブ配信中に商品を紹介している時に商品についての自分が思うことを質問することにより、商品に対しての理解が深まり購買率が上がります。

画像だけでは質感や、サイズ感などがわからないないのでライブコマースの最大のメリットとも言えます。

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■ライブ配信者の影響力により販路が拡大する

商品を宣伝するライブ配信者は、知名度が高くインフルエンサーとして拡散している方が多くいます。

そのインフルエンサーの影響力や、プラットフォームの特徴を活かすことにより更なる販路の拡大、ユーザー層の獲得に繋げることが可能です。

■ライブコマースにより消費者のレビューを聞ける

 

ライブコマースの醍醐味は、視聴者とリアルタイムにコミュニケーションをとれるところです。

商品に対しての嫌悪感や、不安要素、レビューなどを生で実際に聞くことができます。

これは、商品開発の観点から非常に重要で、次の商品をリリースするさにとても参考になります。

ライブコマースデメリット

続いてはライブコマースのデメリットを3つ説明していきます。

■ライブ配信者によってユーザー層が異なる

ライブコマースを行う上で一番大事なのが配信者の選定です。

商品を紹介してもらう際に、配信者が抱えているユーザー層が異なってしまったらいくら配信者が宣伝をしてもそこまで購買率はあがらないでしょう。

配信者の特徴をしっかり理解した上でライブコマースを行うようにしましょう。

■ライブ配信が故にトラブルが起こることがある。

ライブ配信は生配信を行なっているということなので、災害や、インターネットの回線トラブル、機材トラブルなどのトラブルが発生することが予想されます。

トラブルが起こった際は、トラブルに対しての対策マニュアルを用意して予め予想しておくことが大事だと思います。

■商品在庫の調整

ライブコマースを行うにあたって、商品が一時的に売れる可能性があります。

そのためにも商品の在庫を一時的に増やさなくてはなりません。

視聴者の購買意欲が高まっている間に適切は方法で発送までを行う必要があります。運営側は体制を整えておく必要があります。

ライブコマースの始め方は?

ライブコマースの始め方は至ってシンプルなので3つの工程に分かれて説明していきます。

①ライブ配信プラットフォームを選定する

まずは、どのプラットフォームで商品を購入するかを選定することが大丈夫です。

プラットフォームのユーザー層が販売したい商品にあっているかが非常に大事です。

まずははさまざまなライブ配信プラットフォームがあるので、しっかり選定するようにしましょう。

おすすめのライブ配信アプリはこちら

ライブ配信者を選定する

次はライブ配信者の選定です。ライブコマースをするにあたって配信者の選定は非常に重要です。商品を宣伝するにあたってファン層の確認、フォロワー数の確認をした上で選定するようにしましょう。

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企画を練って定期配信を行う

最後は企画を練って定期配信を行うことです。

ライブ配信でも企画を練ってタイムテーブルを作る、作らないではライブ配信の質は変わってきます。

企画を練って毎日、毎週、毎月同じ時間で配信することによって視聴者の中で定例化することが大事です。

ライブコマースができるアプリについて

ライブコマースができるアプリはどれぐらいあるのでしょうか。

ライブ配信プラットフォームを選定することは非常に大事ですので今回は最も有名はライブコマースプラットフォーム5つを紹介致します。

おすすめのライブ配信アプリはこちら

YouTube

YouTubeは、動画投稿としてもっとも有名はプラットフォームです。

YouTubeでは、アーカイブを残すことでき、配信中以外にも宣伝効果が持てます。また、利用料が掛からなく配信者はスーパーチャット言われるライブ配信中に送られる投げ銭により収益を生むことができます。

YouTubeは世界的にも動画プラットフォームとしてとても有名なため利用者も数多くいることがメリットと言えるでしょう。

YouTubeでライブ配信する方法はこちら

Instagram

Instagramは画像や24時間で消えるストーリーで有名なプラッフォームです。

Instagramでもライブ配信をすることが可能です。インフルエンサーや著名人が非常に多く、クローズド型のプラットフォームなためファンの質が高いことが言え同時接続者も非常に多いのが魅力的なアプリになっています。

インスタグラマーについてはこちら

TikTok

TikTokは中国にアプリで若い世代に非常に人気があるアプリです。

他のアプリよりも積極的にライブ配信に力を入れていて、誰でも配信ができるわけではなく一定のフォロワーがいないと配信ができない仕様になっていいます。

その為、リスナーの質が非常に高いことが言えます。

showroom

showroomはライブ配信アプリで元々はアイドルなどを多く使用していました。

昨今はライブコマースを行うことができ、積極的に市場を拡大に乗り気なライブ配信アプリです。

利用者は9割が女性ライバーですので、視聴者は男性が多い特徴があります。

Facebook

昨今、Facebookは企業のライブ配信などで使われることが多くなってきました。

Facebookはビジネスよりのユーザー層が多いのが特徴で、一般ユーザーに向けてライブコマースを行うのはそこまで向いていませんが意識が高いユーザーに向けての商品を宣伝するには向いているプラットフォームです。

ビジネス層を取り込みたいときにはFacebookでライブコマースをするといいでしょう。

 

まとめ

ここまでライブコマースについて述べてきました。

日本では非常に注目を集めているライブコマースですが、中国の動向や、ライブ配信市場、ECなどの需要拡大に伴い今後市場が拡大していくことが予想されます。

ライブコマース専門のプラットフォームができるのか、既存のプラットフォームで市場が拡大するかはまだわかりませんが、今後も注目しておく必要がある市場であることは間違いありません。

 

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