今まではYouTubeで投稿された動画を見ることが主流でした。音楽アーティストやクリエイター、インフルエンサーを含む著名人等が、動画投稿を行い、それを視聴するスタイルでした。
しかし、昨今はYouTubeを使って誰でもライブ配信(YouTubeLive)をすることができるようになり、ライブ配信(YouTubeLive)を見ることが価値になりつつあり、その需要は今後も増加傾向にあります。
この記事では、YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)の方法、メリット、収益化など全てをまとめて説明いたします。
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)とは?
YouTubeライブ配信(YouTubeLive)とは、2011年4月から開始され、YouTubeのアカウントを持っている方々が誰でも無料でライブ配信(YouTubeLive)ができ楽しめるサービスになりました。
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)アカウントのリンクを知っている人であれば、誰でも参加でき、リアルタイムの交流をすることができます。
YouTubeライブ配信(YouTubeLive)の特徴は5つあります。
- おすすめの商品を宣伝してライブコマースができる
- 視聴者とリアルタイムにコミュニケーションが取れる
- アーカイブに残すことができる。(最大無期限)
- 収益方法が増える
- ゲーム配信で実況を届けられる
一つずつポイントを見ていきましょう。
おすすめの商品を宣伝してライブコマースができる
自分が推している商品や自分のブランドをYouTubeライブ配信(YouTubeLive)上で宣伝したり、ECサイトに流入したりすることができます。
リスナーと商品に関して話をすることにより、ネットでの販売の促進が可能です。
視聴者とリアルタイムにコミュニケーションが取れる
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)の特徴は、視聴者と円滑にコミュニケーションが取れる点です。
リアルタイムで視聴者とコミュニケーションが取れることにより、普段の悩みや、疑問点などをその場でコメントして、解決することも可能です。
普段投稿を見ているだけの視聴者は、YouTubeライブ配信(YouTubeLive)を通じてさらにファンになることでしょう。
アーカイブに残すことができる。(最大無期限)
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)は、アーカイブを残すことが可能です。
もし、ライブ配信(YouTubeLive)を見逃してしまった人でも自分のYouTubeチャンネルから動画で見ることができます。
アーカイブの設定は、保存期間を含め、設定からアーカイブに残さないようにもできるので、ライブ配信(YouTubeLive)の内容によって自分で設定するのがいいでしょう。
収益方法が増える
YouTubeでの収益化方法は動画再生による、「広告収入」、「メンバーシップ」によるサブスクリプションがメインだと思います。
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)では、「スーパーチャット(投げ銭)」で収益を得ることも可能なので、収益方法が単純に1つ増えることになります。
このスーパーチャットは俗にいう投げ銭と言われるシステムで、視聴者が課金をして他とは違うエフェクトがかかったチャットを行います。
その一部が、YouTubeライブ配信者(YouTubeLive)の収益になります。
ゲーム配信で実況を届けられる
昨今、VTuberなどの影響もありゲーム配信のブームがあります。
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)でももちろんゲーム配信が可能で、「パソコンゲーム」、「プレステーション」など幅広いゲーム実況が可能で視聴者とライブ配信(YouTubeLive)をすることも可能です。
しかし、ゲーム実況には著作権などもございますので、予め調べてからライブ配信(YouTubeLive)を行うが良いかと思います。
YouTubeでライブ配信(YouTubeLive)をするメリット
ライブ配信ができる媒体はいくつもありますが、何故YouTubeがいいのでしょうか。
メリットは3つあります。
- パソコンやモバイルから簡単に配信ができる
- 限定公開での配信も可能
- 認知度の向上に期待ができる
では、詳しくポイントを詳しく見てみましょう。
パソコンやスマホから簡単に配信ができる
YouTubeの配信(YouTubeLive)では、特に機材や設備など必要なく、既に持っている「パソコン」「スマホ」から手軽に配信ができるのがメリットです。
限定公開での配信も可能
ここが最も大きな違いかもしれませんが、ライブ配信を自体を限定公開して、リンクを知っている特定の視聴者のみに配信を届けることも可能です。
ここら辺の、臨機応変具合が、YouTubeライブ配信(YouTubeLive)の人気の一つでもあります。
認知度の向上に期待ができる
YouTubeは世界でも最も大きな動画配信プラットフォームです。
このYouTubeでライブ配信(YouTubeLive)をすることで、多くの視聴者に届けられる可能性を秘めています。
また、SNSとの相性もよく、SNS上でライブ配信を告知することで拡散や認知向上にもつながります。
YouTubeでライブ配信(YouTubeLive)をするデメリット
YouTubeでライブ配信(YouTubeLive)をするデメリットもあるので紹介していきます。
- YouTubeのライバルが多い
- 視聴者維持率が低くなる(アーカイブ含む)
- YouTubeの規制の対象になる可能性がある
では、詳しく説明をしていきましょう。
YouTubeのライバルが多い
YouTubeで動画が公開されるようになり、ライブ配信(YouTubeLive)ができるようになり、数年が経ちました。
参入障壁が低いこともあり、動画投稿者数、YouTubeライブ配信者(YouTubeLive)の数は年々増加傾向にあります。
そのため、かなりのライバルがいるため、自分のライブ配信(YouTubeLive)はもちろんの事、投稿動画含めて埋もれる可能性が多いのがデメリットです。
視聴者維持率が低くなる(アーカイブ含む)
YouTubeのライブ配信動画(YouTubeLive)はアーカイブとして保存しておく事が可能です。
その分、動画視聴維持率が低下する傾向にあります。
視聴維持率が低いとチャンネルが育ちにくいケースがあるので、気をつけましょう。
対策としては、伸びてないアーカイブは削除するのも一つの手だと思います。
YouTubeでライブ配信(YouTubeLive)をするのであれば視聴維持率も意識して配信をしていきましょう。
YouTubeの規制の対象になる可能性がある
YouTubeでのライブ配信(YouTubeLive)では、内容によっては規制される事があります。
昨今では、コメントやアイコンなどでもBAN対象になるケースも多発しているため、自分が育ててきたYouTubeチャンネルが削除される場合があります。
自分が最新の注意を払っていても起きうる事なので、
視聴者のコメントやアイコンなどを含めてルール作りなどをするのもBAN回避の一つの手です。
YouTubeでライブ配信(YouTubeLive)のやり方を解説
さて、ここまでYouTubeライブ配信(YouTubeLive)のメリットデメリットを含めて解説をしてきました。
ここからはYouTubeライブ配信(YouTubeLive)のやり方をわかりやすく解説していきます。
パソコンでYouTubeライブ配信(YouTubeLive)をする方法
パソコンでYouTubeでライブ配信(YouTubeLive)をする手順は以下5つです。
- ブラウザでGoogleアカウントにログインする
- YouTubeを開き(ブラウザ)画面右上の「🎥ビデオアイコン」をクリックして、「ライブ配信」を選択
- 画面左側の配信メニューから「ウェブカメラ」を選択する
- ライブ配信の詳細、「チャットや配信の公開設定」を選択
- ライブ配信の設定内容を選択し「ライブ配信を開始」をクリックして配信を開始をする以下、画像を使ってわかりやすく解説をしていきます。
※YouTubeのアカウントを持ってない方はまずは、アカウントを作成しましょう。
YouTubeのアカウント作成はこちら(引用元:Google)
スマホ・タブレットでYouTubeライブ配信(YouTubeLive)をする方法
スマホやタブレットでYouTubeのライブ配信(YouTubeLive)をする方法は以下手順です。
- YouTubeのアプリを開く(※ブラウザではない)
- YouTubeアプリ画面下部の「+」をクリックする
- 「ライブ配信を開始」をクリックする
- 配信開始
スマホ・タブレットで配信をする方法は、パソコンで配信するよりも比較的に簡単です。
しかし、スマホやタブレットで配信をするには以下の条件をクリアする必要があるので、注意して下さい。
- チャンネル登録者数50人以上(1000人)
- 過去90日以内にライブ配信に関する制限が適用されていない事
- Android5.0以降である事
スマホでライブ配信をする方法はこちら(引用元 :Google)
YouTubeライブ配信(YouTubeLive)で収益化する条件と方法を解説!
YouTubeで収益化をする方法はライブ配信(YouTubeLive)、動画方法含め6つの収益化をする必要がございます。
- YouTubeでの広告収入
- 視聴者によるスーパーチャット(投げ銭)
- YouTube premierの収益
- YouTubeメンバーシップ
- グッズ販売(EC販売)
- 企業案件では、一つずつ説明していきます。
YouTubeでの広告収入
YouTubeで一番有名な収益方法はこの広告収益でしょう。
この広告収益は自分の投稿動画に広告を貼り再生されるごとに収益がもらえる仕組みとなっております。
この広告収益には、条件があります。
✔︎直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上である事
✔︎チャンネル登録者数1000人以上
✔︎18歳以上である事
✔︎広告て掲載に適したコンテンツであるかどうか
上記の条件を全てクリアすると広告収益を得る事ができます。
もちろんライブ配信のアーカイブにも適用されます。
視聴者によるスーパーチャット(投げ銭)
スーパーチャットは、YouTubeライブ配信(YouTubeLive)でもっともメジャーな収益方法です。
これはライブ配信中(YouTubeLive)に、視聴者が課金したコメントを送ります。
その一部がライブ配信者(YouTubeLive)の収益になるというシステムです。
ライブ配信のスーパーチャットには以下の制約があります。
✔︎スーパーチャットの一部30%はYouTubeの手数料
✔︎視聴者の1日の上限は50000円
スーパーチャットは視聴者が多いライブ配信者(YouTubeLive)に多く投げられる傾向があり、コメントもかなり多く、普通のコメントが拾われることは少ないです。
しかし、スーパーチャットを行うと通常のコメントとは異なるエフェクトで目立つ事ができるため、コメントを拾われやすくなります。
YouTube Premierの収益
YouTube Premiumは、会員になると、視聴動画の広告が非表示になります。
配信者側は、通常の広告収入と会員が視聴した一部が収益化されます。
この収益のロジックは明記されていないため分かりませんが、広告収入よりは少ないみたいです。
YouTubeメンバーシップ
YouTubeのメンバーシップは、俗に言うYouTubeのサブスクです。
これは自分のチャンネルの月額制プランに登録してくれた方の一部の収益を得る方法です。
このメンバーシップは5段階で設定する事ができ以下、制約が設けられているので、それ以外が収益として貰えます。
✔︎YouTube側への手数料30%
✔︎YouTubeメンバーシップの月額料金は最低90円〜6000円までの範囲で設定
この収益は方法は非常に強力なため、ライブ配信者(YouTubeLive)は価値ある配信、動画投稿を行なってYouTubeのメンバーシップを増やすようにしましょう。
グッズ販売(EC販売)
YouTubeは自分の動画、配信を広告として運用する事ができます。
そのため、YouTube上で自分ブランドを宣伝したり、ライブ配信上(YouTubeLive)でセールを行なったりし、誘導しグッズ販売を行う事ができます。
中国ではこのライブコマースで数億稼いでる方もいるみたいです。
企業案件
YouTubeをやっていきチャンネル登録者数を増やしていくと、
広告塔になり影響力がつきます。
そうすると、企業からPR案件が来る事があり、企業案件のライブ配信や動画を行えるようになります。
企業案件の報酬は高く案件によってさまざまですが、YouTubeで稼げる報酬の中でもトップクラスです。
まとめ
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)に関して説明してきました。
YouTubeのライブ配信(YouTubeLive)は意外にも簡単に行う事ができる事がわかります。
収益化方法もさまざまなので、自分がどのスタイルでチャンネルを伸ばしてくか、ライブ配信をするかをしっかり決めて運用していきましょう。