ここ数年で飛躍的に伸びてきたインフルエンサー、インフルエンサー事務所。
今回は、そんなインフルエンサーの活動方法や、インフルエンサーの事務所の仕事内容や、依頼方法などを徹底的に解説していきます。
インフルエンサー事務所とは?
インフルエンサーが所属するインフルエンサー事務所とはなんなのか?
インフルエンサー事務所とは、その名の通りインフルエンサーが所属している事務所で芸能事務所に似ている部分がございます。
それぞれのSNSで有名になったインフルエンサーは全員が個人でフルーランスで活動している訳でなく、しっかりと事務所に所属して活動している方が大半です。
インフルエンサーは自分の影響力をコントロールするのは非常に難しいです。一報でインフルエンサー事務所は、長年の事務所関係のビジネスをやってきた方々が主軸となって、事務所を行っているのでインフルエンサーが抱える悩みや、問題などを解決することに長けています。
つまり、影響力が強いインフルエンサーを守り輝かせ付けるのがインフルエンサー事務所というわけです。
インフルエンサーキャスティング会社とは
インフルエンサーキャスティング会社とは、インフルエンサーを広告やアンバサダーでビジネス観点で利用したい企業に対して、イインフルエンサーや、インフルエンサー事務所をアテンドするいわば仲介業者です。
インフルエンサーキャスティング会社は、企業が求めている、企業に沿ったインフルエンサーをアサインすることに長けているため、企業が1から時間を割いて探すことを省け、企業にとって時間を含めてコスパが良いのがメリットです。
インフルエンサーとは?
インフルエンサーとは、影響力や効果を意味にするinfluenceを語源とした言葉で、何かしらにおいて、大きな影響力を持っている人のことを指します。
例えば、スポート選手や、ファッションモデルや、タレントと同じぐらいの影響力を持つSNSアカウントを持っている方々、インターネット上である一定の知名度を得ている方がそれに当てはまります。
インフルエンサーの定義は、一概には言えませんが、一定の影響力を持っているのが条件となります。
具体的には、それぞれのSNSで一定のフォロワー(数万単位)を抱えている事が条件です。
最近ではSNSだけではなくライブ配信市場などでも活躍する方が増えました。
インフルエンサー事務所の仕事内容とは?
さて、インフルエンサー事務所は普段どんな仕事をしているのでしょうか。
大きく分けて3つあります。
- インフルエンサーのマネジメント/サポート
- インフルエンサー案件の仲介
- インフルエンサーイベントの企画運営
それぞれ詳しくみていきましょう。
インフルエンサーのマネジメント/サポート
一番最初に思い浮かぶことが多いマネジメント。インフルエンサー事務所では、インフルエンサーのマネジメントサポートを中心的に行っています。
具体的には、税金面や案件の管理、スケジュールの管理、法的問題の解決、インフルエンサーがどの業界と相性が良く、強いのかなどを分析して把握していたりと幅広いマネジメントを行っています。
インフルエンサーの多くは業務委託契約を結んでいることが、多いので確定申告のサポートや、企業側の競業とのバッティングや問題を起こさないように指導したりなど幅広くマネジメントやサポートを行っている傾向にあります。
また、インフルエンサーの案件管理や、イベントの運営企画を考え自らのイベントで自社のインフルエンサーをアサインして大きな利益をもたらしてくれる役割でもあります。
インフルエンサー案件の仲介
インフルエンサーは影響力が大きいので案件数も非常に多くなる傾向があります。
もちろん個人で獲得した案件もあれば、事務所から案件を振られることがあります。
一番気をつけなければいけないのが、アンバサダーなどの案件で競業と同じような案件を受けてしますと双方に取ってメリットがありません。
そのようなことが起こらないためにも事務所が案件の管理を行い、企業間でのトラブルを事前に防いだりしています。
また、仲介業者であるキャスティング会社から案件が来ることもあるので、その案件に沿ったインフルエンサー企業に紹介したりしています。
インフルエンサーイベントの企画運営
3つ目はインフルエンサーイベントの企画運営です。
インフルエンサー事務所が自らがインフルフルエンサーのイベントを企画して運営することがあります。
これの目的としては、インフルエンサーや事務所の認知の拡大や、インフルエンサー同士の横の繋がりを持たせたりするメリットがあります。
事務所として名が大きくなれば、インフルエンサー自身もさらなる影響力が期待でき、横と繋がれば案件数も増えます。
こういった目的でインフルエンサー事務所は主体となってイベントを企画運営を行います。
インフルエンサー事務所に所属す方法
ここまでインフルエンサー事務所について解説してきました。この記事を読んでいるインフルエンサーになりたい読者はインフルエンサー事務所に入りたくなったのではないでしょうか。
インフルエンサー事務所に所属するには、大きく分けて2つあります。
一つ目はスカウトです。
インフルエンサー事務所にスカウトされる
インフルエンサー事務所は常に新しいインフルエンサーを探しています。
日々トレンドが入れ替わり、SNSが普及している今、それぞれに特化したインフルエンサーが入れば事務所としてはとても強みですので、インフルエンサー事務所はSNSなどを通じて常にスカウトを行っています。
その為、インフルエンサーになりたい人は、SNSのフォロワーを集めて認知度を高めておくことが大事です。
自らインフルエンサー事務所に応募する
2つ目は自らインフルエンサー事務所に応募する方法です。
インフルエンサー事務所によっては応募制にしているところや、オーディションをやっていることがあります。
まずは、自分が好きなインフルエンサーの事務所がどこに所属しているのかを把握してHPを見ましょう。
そこでHPのお問合せから応募したり、応募ページがあれば応募ページから応募しましょう。
また、最近では企業がSNSをやっていることが多いです。
ですので、SNSを通じて連絡をすることも一つの手段です。
インフルエンサー事務所に仕事を依頼する方法
いざ、広告で自分の商品をインフルエンサーに宣伝してもらいたいと思った時にどうやってインフルエンサーに事務所に依頼するのでしょうか。3つの工程で説明してきます。
インフルエンサーの事務所、キャスティング会社を選定
まずは、インフルエンサー事務所、インフルエンサーキャスティング会社のどちらかに選定しましょう。
依頼したいインフルエンサーがいる場合は、その事務所を調べて連絡をしましょう。逆にどんなインフルエンサーに頼んでいいかわからない場合は、キャスティング会社を利用するようにしましょう。
事務所、キャスティング会社との打ち合わせ
2つ目の工程は打ち合わせです。アポが取れたら、自分がどんな広告を出して宣伝してほしいかをしっかりと伝えましょう。
事務所、キャスティング会社ともに企業がどんな形でインフルエンサーを使いたいかがわからなく、インフルエンサーに取ってNGな案件である場合もあります。
ここの時間はとても大事なので、納得が行くまで打ち合わせをしましょう。
インフルエンサーの紹介
3つ目の工程はインフルエンサーの紹介です。打ち合わせが終わり、内容がフィックスしたら案件にあったインフルエンサーを数人紹介してくれます。
企業はその中から依頼したいインフルエンサーを選定して依頼する形です。
インフルエンサー事務所キャスティング会社の選び方
インフルエンサー事務所、インフルエンサーキャスティング会社の選び方は2つあります。
- インフルエンサーマーケティングの実績がある
- インフルエンサーが多く在籍しているかどうか
それぞれ詳しく説明してきます。
インフルエンサーマーケティングの実績がある
インフルエンサーマーケティングを行う上で実績があるかどうかはとても大事なことです。
例えば、SNSのフォロワーが10万人いたとして、フォロワーが全員外国の方だった場合、日本人に対してマーケティングをしたとしても効果は非常に薄いです。
どのインフルエンサーでどんな実績がでているのか、キャスティング会社であれば顧客満足度、実績はどれぐらいあるのかなど数字の部分を重点的にみて判断するようにしましょう。
インフルエンサーが多く在籍しているかどうか
二つ目は、インフルエンサーが多く在籍しているかどうかです。
インフルエンサーが少ないと企業側にあった、案件にあったインフルエンサーが居ない場合があります。
ビジネスなので、自分が本来依頼したいタイプのインフルエンサーが居なく、インフルエンサーマーケティングを行った結果失敗してしますこともあります。
また、多くのインフルエンサーを抱えている事務所であればマネージャーがついているはずです。
現場でのアクシデントなどが追いきた際の対応も慣れていてスムーズに進められます。
おすすめのインフルエンサー事務所5選
ここまでインフルエンサーマーケティング、事務所に関して説明してきました。
ここからは、インフルエンサー事務所のおすすめをこれからご紹介致します。
studio15
studio15はstudio15株式会社が運営する、日本芸能事務所です。
TikTokを中心としたインフルエンサーが多く在籍する事務所です。
特徴としては、ダンスや動画のクオリティーに長けており安定した実績があります。
UUUM(ウーム)
UUUM(ウーム)はUUUM(ウーム)株式会社が運営しているYouTubeに特化しているインフルエンサー事務所です。
HIKAKINをはじめ、かなりの知名度があり影響力を持っているインフルエンサーが在籍していて、最も大きなインフルエンサー事務所です。
在籍インフルエンサーは4000人にも上ります。
OTONARI(オトナリ)
株式会社OTONARIが運営する、インフルエンサーに寄り添った大手のインフルエンサー事務所です。
特徴としては20代後半以上のYouTube、Twitter、ブロガー、など幅広いインフルエンサーを抱えているため、年齢層を高めにマーケティングしたい人にはおすすめのインフルエンサー事務所になっています。
在籍人数も120人と申し分無い多さです。
Kiii(キー)
Kiiiは株式会社Kiiiが運営する大手インフルエンサー事務所で、個性豊かなインフルエンサーが在籍しているのが特徴です。
YouTubeに特化しているので、年代的には若年層をターゲットにする企業にむいているでしょう。
#GROVE(グローブ)
#GROVE(グローブ)は、GROVE株式会社が運営している、大手インフルエンサー事務所です。
在籍人数は150名を超えていて、国内最大級のインフルエンサー事務所として活動しています。
また、#GROVEはインフルエンサーマーケティングを熟知しており、投稿のバズり方などのノウハウもあるため、企業にとってはプラスの一面も多くあるのが特徴です。
VAZ(バズ)
VAZ(バズ)は株式会社VAZが運営しているYouTuber事務所です。
この事務所では10代〜20代の女性が多く在籍していることでも有名で非常に質の高いYouTuberが存在しています。
また、プロデューサーやクリエイターが多くいる為番組制作やエンターテイメントとして影響力が高いのが特徴です。
最近では、モデル活動やCM出演などもされているインフルエンサーも在籍しています。
まとめ
今回はインフルエンサー事務所の紹介と、依頼方法、などを解説してきました。
SNSが主流となっている今では、インフルエンサーを使って広告を行うのが一般的になってきました。
今回紹介したインフルエンサー事務所以外にも多くの、事務所が存在するので、インフルエンサーマーケティングを行う場合は、他にも調べてみて自分に合った事務所、キャスティング会社を使うようにしましょう。